医者の言うことは話半分でいい　読了（2015-1212）

ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。

医者の言うことは話半分でいい（尾藤誠司先生　著）読了。

医療に対する極論を述べ、患者を惑わす本の類…かと思って期待せずに読んだのですが、病に対する医師側の考え、患者さん側の考え、双方の立場に立って書かれた、非常に考えさせられる本でした。タイトルで決めつけた不明を恥じます。

医療従事者に対しては「病を見るな、患者を見よ」という戒めを。

患者さんに対しては「お医者さんも完璧ではないので、おまかせにせずある程度は自分で決めなさいね。でも、極論を言うような怪しい情報には要注意ね！」というアドバイスを。

医療従事者だけでなく、アレコレと心配で健康何とかセミナーとか、ドクターショッピングをついついしてしまう患者さんにも一読してほしい本です。