子供の虫歯に「削って詰める」はどこまで必要か?(院長 長崎) | 川崎市中原区の歯科・歯医者|ワコ歯科・矯正歯科クリニック

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子供の虫歯に「削って詰める」はどこまで必要か?(院長 長崎)

JR南武線平間駅徒歩30秒、ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。

子供の虫歯に「削って詰める」はどこまで必要か?

子供の虫歯であれば、痛みがなければという条件付きですが、穴が空いていても極力削らず、フッ素うがい(家庭)やフッ素塗布(歯科医院)を3ヶ月ほど続けて貰い、虫歯の表面がある程度固くなる(再石灰化する)まで進行抑制を行いうまいこと進行が止まり、虫歯の表面が固く(再石灰化)なったら

「よく頑張ったから、虫歯は止まってくれたみたい。このまま大人の歯が映えるまで家ではフッ素うがい、歯医者さんでフッ素塗布を続けて削らない方がいい?それとも削る?」

と、子供本人と保護者の方に選んでもらいます。

まあ、大体の子供は

「削りたくない!フッ素うがい頑張る!定期的に来てフッ素塗る!」

という方を選びます。

(進行が止まった)虫歯の穴が大きく、ものがはさまったりお掃除がしづらいような場合は、削らずにフッ化物入りセメントを詰めることもあります。

フッ化物入りセメントはフッ素徐放性(フッ化物を少しずつ放出し、接している部分の歯質の強化と接している部分の虫歯の進行を止めてくれる働き)があり、継続してフッ化物洗口やフッ素塗布を行うと、フッ素を溜め込み、また徐々に放出してくれます。

んで、大人の歯に生え替わるまでセルフケア+定期検診で待つわけです。

大人の歯であれば、見栄えや耐久性の面で

「進行が停止した虫歯を削らずそのままORフッ化物入りセメントを詰めるだけ」

というのは第一選択にはなりませんが、子供の歯であればアリかと考えます。

また、削って銀歯ORプラスチックを詰めてしまうと、子供本人+保護者の方も「治った」と錯覚してしまい、フッ化物洗口やフロス等のセルフケア、定期健診やフッ化物塗布を疎かにしてしまいがちですが、進行停止した虫歯をあえてそのままにしておくORフッ化物入りセメント(歯と明らかに色、形共に異なる)を詰めることで

「自分の努力+歯医者さんでの定期的なフッ素塗布により虫歯は止まっているが、サボったり歯医者さんに行かなくなるとまた虫歯は進行してしまうのだ!」

という虫歯予防に対する意識を維持して貰う事ができます。

この「進行抑制のみ」OR「削らずフッ素入りセメントを詰めるのみ」というのは私のオリジナルではなく、小児歯科の教科書にも載っている方法です。

「削って詰める」方法の方が主流ですが…

この「痛くなければ、進行抑制のみORフッ素入りセメントを詰めるのみ」のメリットは、子供本人、保護者、歯科医師の「抑えるつけてでも削らねば!」というストレスが無く、子供が歯医者さんを嫌いにならないことです。

デメリットは「子供+保護者+歯科医師が進行抑制の為の継続した努力と定期的な写真撮影による確認が必要」というものです。

削って詰めるOR削らず進行抑制ORフッ化物入りセメントを詰めるだけのどれがいいかは、子供本人や保護者の方の状況や考えによって異なりますので、最終的には子供OR保護者の方に選んで頂くしか無いです。

子供の虫歯の「削って詰める」以外の、フッ素で進行抑制ORフッ素入りセメントを詰めるのみというのも、選択肢としてはアリだと考えています。

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