ポリファーマシーについて( 衛生士土屋 )平間 予防歯科
ポリファーマシーについて( 衛生士土屋 )平間 予防歯科
JR 南武線平間駅徒歩30秒、ワコ歯科・矯正歯科クリニック衛生士の土屋です。
ポリファーマシー( 多剤服用 )について記事を読みました。
高齢者の過剰な投薬について、過剰といっても今は病院が細かく分かれているのでいろいろな科にかかり、それぞれに薬を処方される( 処方カスケード )。お薬手帳でもらっている薬が分かってても医師や薬剤師さんが介入して薬の飲み合わせを調整するのはそう簡単には出来ないようです。
人によっては飲んでる薬に副反応が出てそれに対する薬が出ていたりするそうです。高齢者の方々本人では判断できない事だったりするので専門職が介入してポリファーマシーの最大の問題点6剤以上で薬剤関連の有害事象を起こしたり、潜在的不適切処方、患者さんが欲しがるから処方するなどを減らす活動が重要視されています。
医師、薬剤師だけでなく、訪問看護師、介護士など他職種の関わりや患者さんのご家族の理解が必要で単に薬の数を減らすだけではなく、認知機能、フレイルといった治療方針、減薬後の栄養指導等いろいろやらなくてはいけない事が増える負担も大きい。
それでも今後の高齢化社会の中では見過ごしてはいけない問題で専門職の方々も理解してるけどできる事がまだまだ限度があるといった状況なんだと思います。
一概には言えませんが、患者さんからしたら少ない薬で健康でいられる事がいいと思うのでお薬手帳の活用やその他連携が上手く進み誰にとっても情報が滞りなく医療が進んでいく世の中になってほしいです。