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ウクライナ侵略で銀歯値上がり…フッ素の活用で虫歯を予防、進行抑制することで(なるべく)削らない事がワコ歯科の方針(院長 長崎)

JR南武線平間駅徒歩30秒、ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。

ロシアのウクライナ侵略により、銀歯が値上がりすることが確実です。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220303/1000077380.html

正確に言えば、銀歯の材料のパラジウムの値上がりです。

パラジウムはロシアが世界の産出量の40%を占めており、経済制裁により輸出入がほぼシャットアウトされてしまうことが原因です。

銀歯は、金属代の高騰しているにも関わらず、保険治療の報酬にあまり反映されず、逆ザヤに近い状態が続いており、ざっくり言うと「銀歯で治療しても儲からない。場合によっては赤字」です。

 

色々対策はありますが、ワコ歯科・矯正歯科クリニックの方針は

>家庭での高濃度フッ素(1450ppm)配合歯磨き粉、フッ素うがい、歯科医院でのフッ素塗布等により、そもそも虫歯にしない。

>定期健診により虫歯リスクをコントロールする。また、初期虫歯やごく小さいうちに発見できれば、フッ素の活用等により虫歯の進行を止めることができる。つまり「削って詰める」治療自体を見直す。

>やむなく削る場合でも、なるべくCR(コンポジットレジン)で対応することで、そもそも銀歯にしないようにする。

というものです。これまでと同じです。

 

この方法の欠点は

「患者さんの努力が必要」

「虫歯が止まっているかどうかの確認は、定期的な健診を受けなければならない。また、目で見るだけでは本当に新しい虫歯ができていないか、初期虫歯やごく小さい虫歯が進行していないか確認することはできない。規格化された口腔内写真、レントゲン写真を定期的に撮影し、過去の写真と比較することが必要」

という点です。

ワコ歯科がこれまでやってきたことを繰り返すだけですが、より多くの方に正確に理解してもらえるよう、来院する患者さんに改めて説明を行っています。

 

しかし、私が知る限りではこのパラジウムの値上がりへの対応は

「金属のランクを落とす」

「自費のセラミック治療を勧める」

というものが多いようです。

フッ素等により虫歯予防、進行抑制を行い、そもそも銀歯にしないようにするという考えは、どうも私だけっぽいです。

もしかしたら、私の「虫歯予防、進行抑制によりそもそも銀歯にしないようにする」という考えには、なにか重大な欠点があり、それを見落としているのかもしれません…

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