染め出しは定期的に
染め出しは定期的に
JR南武線平間駅徒歩1分。ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。
染め出しは定期的に、の話です。
患者さんは50代女性、これまでにかなりのはを虫歯で削り、抜き、詰め物、かぶせものにしています。
定期的に歯科医院での検診+お掃除+フッ素塗布を行い、ご自身では歯間ブラシ、フッ化物洗口(フッ素うがい)を毎日行うようにお話しています。
ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、ハブラシ指導は(ほとんど)行いません。
歯間ブラシ、フロスをとにかく使うようお話して、定期的に染め出しの写真を撮影し、お見せします。
理由は、定期的にプラークコントロールの度合いを目に見える形で記録に残しておけば、上手になっているのか、下手になっているのか、それによって今後の虫歯、歯周病のリスクがどう変わるのかがおおよそ見極めがつくことと、患者さん自身にもそのことを説明しやすいからです。
お話して患者さんが何を望んでいるか、また「指導をビシビシ受けたい」のか「なるべくなら怒られたくない」のか、その中間なのかを見極め、その患者さんに応じて指導の「スパルタ度合い」を変えています。
その際も「こうするべき」という「べき論」は極力避けて、「どの程度ならできそうか?」という事を聞くようにしています。
正論で人を追い詰めたら、大体の人は逃げ出すからです。