歯科医院で定期的にお掃除を…受けるだけでいいの？ワコ歯科・矯正歯科　予防歯科通信　059号2016/02/15

「自分の手でどーしても届かない部分」を、プロフェッショナルケアで綺麗にすることは大事ですが、自分自身で（可能な範囲で）セルフケアを行うことは、それ以上に重要だと、ワコ歯科・矯正歯科クリニックは考えています。

定期的な歯科医院でのお掃除…だけで本当にいいのでしょうか？

フロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシ、フッ化物洗口によるセルフケアは必ず必要です。

ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは「歯科医院で定期的にお掃除をすれば、虫歯や歯周病を予防できます」…といういい方は「盛り過ぎ」だと考えています。

虫歯、歯周病の予防、進行の抑制で最も大事なのは、毎日のセルフケア（フロス、歯間ブラシ、音波歯ブラシ、フッ化物洗口）であり、プロフェッショナルケア（歯医者さんでのお掃除）は、どーしてもセルフケアが行き届かない部分の補助、と認識しています。

※この「プロフェッショナルケアとセルフケアのどっちが重要か？」という事に関しては、歯科医師によって意見が異なります。

例えば、エステに行って毛穴という毛穴の汚れを取ってもらったとしましょう。「あー、当分顔洗わなくていいわー」というのは、明らかにおかしいですよね？

定期的に歯科医院に来院することは「自分でお掃除できない部分の補助」と「どこがお掃除できていないのか＋どーすれば自力でお掃除できるのか」という、指導を受ける目的の2つだと患者さんには説明しています。