歯並びが良いと、見栄えだけでなく虫歯、歯周病のリスクも減らすことができます　　川崎・平間のワコ歯科・矯正歯科　予防歯科通信　133号2016/05/13

高齢で歯が多く残っている方は、おおむね歯並びがきれいです。お掃除がしやすく、虫歯、歯周病のリスクが低く、歯を（あまり）失わなかったから、と思われます。（子どもたちを健全歯列に導くコツ　須貝昭弘先生　著より）

歯並びが良ければ、必ず歯が長持ちする…わけではないですが、悪いよりは良い方が、歯が長持ちする傾向にあるようです。

ワコ歯科・矯正歯科クリニックでは、矯正について「見栄えを整えるだけでなく、プラークコントロールがしやすい環境を整えることで、虫歯や歯周病のリスクを減らし、80歳まで自分の歯でおいしくご飯を食べる」為に、やらないよりはやった方がいいですよ、と考えています。

明確な統計があるわけではないですが、現場の感覚として

「年を取っても歯が多く残っている人は、概ね歯並びが良い人が多い」

という印象を受けます。

矯正は

「しなければならない」

ものではありませんが、虫歯や歯周病のリスクを減らす方法の一つとして、歯並びが悪く、セルフケアを頑張ってもプラーク（細菌）の取り残しが多い方は

「将来、虫歯や歯周病で歯を失うリスクを減らすため」

にも、実行可能な選択肢の一つして考えて頂いてもいいのではないでしょうか。