２月のTwitter投稿抜粋（院長　長崎）

JR南武線平間駅徒歩３０秒、ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。

２月のTwitter投稿を抜粋してみました。

こうやってみると、かなりつぶやいていることがわかります。書籍化したら売れるかしら？

☆

大事なのは結果 患者さん「どのフロス（歯間ブラシ、音波歯ブラシその他のセルフケア用品）を使えば良いんですか？」 私「正解はありません。貴方にとって良い結果がでるものが、貴方に合っているものです。結果は、染め出しや口腔内写真、レントゲン等を過去の記録と比較して判断します」

☆

大事なのは結果２ 標準的なセルフケアとしてフロス、歯間ブラシ、フッ化物洗口、音波歯ブラシを体験して頂きますが、患者さんによって「マメさ、器用さ、歯や歯肉の状態、気合の入り方」は違うので、定期的に再評価（染め出し、口腔内写真、レントゲン等）を行っています。万能の道具はありません

☆

選択と集中 ランチェスターの法則によれば、商売において弱者の取る戦略は「ニッチな市場」「一点集中」だそうだ 零細歯科医院のワコ歯科は、予防歯科に一点集中するのが良いのかしら。

☆

集客の手段としての予防歯科 患者の囲い込みと経営の安定を目論み、予防歯科が注目されるのはまだ良いとして 「虫歯を削る基準」 「詰め物をやりかえる基準」 すら歯科業界で明確なものがないという現状になんとも言えぬ 穴や段差さえあれば削るというのはちょっと…

☆

12歳児の虫歯の数は年々減っている（最新で0.8本）のに、大人になるにつれて虫歯が増える理由 仮説 1中学校になると親のコントロールが効かなくなり、生活習慣が乱れる 2学校健診では治療の必要なしとされる初期虫歯を、大人は町の歯医者で「治療しなきゃ！」とガンガン削られている？

☆

矯正により、折れた歯を残す方法（私の写真です） 歯肉よりも下で歯が折れたら、通常抜歯になります ゴムで引っ張り上げ、健康な歯質を歯肉の上まで持ってくる事で、抜かずに残せる場合があります。 １回3500円で、10〜15回程度かかります。抜いてインプラントの前に試してもいいのでは。

☆

歯科医院で歯のお掃除をする意味 お掃除そのものの効果よりも 「さっぱりした！気持ちいい！このさっぱり感を家でも味わいたいから、フロスとかセルフケアを家でも頑張ろう！」 という「セルフケアのやる気を引き出す」効果の方が高いと思っています。

☆

虫歯治療前のセルフケア、生活習慣指導 「セルフケアや生活習慣が良く無いから虫歯になったのです。可能な範囲でそれらを改善しなければ、自費だろうが保険だろうが必ずしもまた同じ理由で虫歯になります」 大抵の人は納得してくれますが、50人に1人は激怒して二度と来ません…

☆

生保、ひとり親、その他医療費の自己負担が無い方の口腔内の「詰め物、被せ物の数」は、そうで無い方と比べて明らかに多い 仮説1；自己負担が無い方はセルフケアが悪く、虫歯になりやすい。 仮説2；自己負担がないのをいい事に、歯科医師が必ずしも削る必要の無い歯をガンガン削っている うむむ

☆

最新の技術を学びつつ、枯れた技術を使う 最新の技術、薬や機材は、すぐには飛びつかないようにしています。少なくとも1年は様子見をして、他の先生達からの評判を確認しています フッ化物、ラバーダム、フロス等によるプラークコントロールという「枯れた技術」で結構成果が出るからです

☆