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口と歯の病気が誤嚥性肺炎を招く 死亡率90%!本当に?(院長 長崎) (週刊現代2017年6月24日号より)
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口と歯の病気が誤嚥性肺炎を招く 死亡率90%!本当に?(院長 長崎) (週刊現代2017年6月24日号より)

口と歯の病気が誤嚥性肺炎を招く 死亡率90%! (週刊現代2017年6月24日号より)

 

???この90%という数字は一体どこから?

寝たきり高齢者の死亡原因の多くを占める誤嚥性肺炎を取り上げてくれるのはありがたいのですが、根拠のない数字で不安だけ煽るのはちょっと…

>肺炎で死亡する高齢者の9割が誤嚥性肺炎

うーん… 私自身かつて訪問歯科診療をしていた時、寝たきりの方の口腔ケアもやっていました。

口腔ケアが誤嚥性肺炎のリスクを下げる事は間違いないのですが、肺炎の9割が誤嚥性肺炎という「9割という数値の根拠」が気になります…

予防に一番効果的なのは「カラオケ」というのも?

誤嚥性肺炎の予防は >口腔ケア >飲み込みの機能低下に対するリハビリだと思うのですが、カラオケは飲み込みの機能低下に対するリハビリとして「無駄ではない」とは思いますが…

「誤嚥性肺炎の予防はカラオケが一番」というタイトルは、最も大事なはずの「口腔内のプラークを減らす口腔ケア」への評価が低いというか…

現在、腰痛の為に訪問歯科診療はやっておりませんが、現在の所誤嚥性肺炎の予防としては、毎日の地道な口腔ケアが第一だと思っています。

ただ、歯がどの程度残っているか、本人の手先がどの程度動くか、本人や介護する家族や介護を担当するヘルパーさん諸々の「余力」がどのくらいあるかで、口腔ケアをどこまでやって頂けるかは変わってきます。

理想的には寝たきりであれば訪問歯科診療を依頼し、プロの目でチェックと口腔ケアを継続してもらう事です。

寝たきりでない、自分の足で外出できる人は、歯科医院に定期的に通い、状態のチェックとフロス、歯間ブラシ等のプラークコントロール指導を定期的に受ける事です。

カラオケ、唾液腺マッサージ、スポーツ吹矢も悪くはないですが、最初にやるべき事ではないでしょう…

口腔ケアの次に

「好きなものをよく噛んで、味わって食べてください。

そうすれば結果的に唾液も出ますし、よく噛んで食べる事で食べ物が細かく砕かれて唾液で包み込まれて一かたまりとなり、飲み込む時にむせるリスクが少なくなります。」とお話ししています。

まあ、記事のタイトルとしては不安を煽り「これさえやれば安心!」とやるのがいいのでしょうが…

「間違いとは言えないけど、歯科医師から見て重要なポイントが抜けている。あるいは重要ではない部分を重要であるかのように強調する」記事はちょっと…

まずは歯科健診を!寝た切りの方は訪問歯科診療を!

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