予防歯科の真実 なぜ「歯を磨かないから虫歯になる」というウソを指導する歯科医師がいるのか?
JR南武線平間駅徒歩30秒、ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。
予防歯科の真実 なぜ「歯を磨かないから虫歯になる」というウソを指導する歯科医師がいるのか?
歯磨き(だけ)では虫歯は予防できません。歯磨き時に使うフッ化物配合歯磨剤が虫歯を予防するのです。 ところが、多くの歯医者さんは「磨けてないから虫歯になる」と言います。そもそも、歯ブラシだけでは6割のプラークしか取れないのに!
歴史的に見ても、フッ化物配合歯磨剤の普及とともに虫歯が減ってきたのは厳然たる事実ですし、世界で最も歯を磨く(1日平均2.4回)日本人にまだまだ虫歯が多く、1日0.8回しか歯を磨かないスウェーデン人は日本人の虫歯の1/3程度です。
フッ化物配合歯磨剤のフッ化物濃度(海外:1500ppmが基本。日本:1000ppmが基本。先日ようやく1500ppmのフッ化物濃度が認可された。高濃度フッ素と表記されているが、世界的に見れば「ようやく標準になった」というのが実態)フッ化物配合歯磨剤の使い方(量は2センチ、すすぎは少量の水で1回だけ。リステリン等にもフッ化物配合)の違いや、国民の9割が歯科医院に定期的に通い、チェックとセルフケア指導を受けている等「歯磨き」以外の部分でスウェーデンと日本で差がついているようです。
内海聡さんとその周辺の腰巾着歯科医師(武士の情けで名は伏せます)は「フッ素は虫歯予防をしない」というデマをせっせと流し、殆どの歯科医師はそのデマを訂正しようとしないことにどーもモヤモヤしたものを感じています。
まあ「フッ素は虫歯を予防しない」という、世界的に見たら「ソレはひょっとしてギャグで言ってるのか」並のデマを訂正せず、日本人がフッ化物を使わない方が虫歯は減らず、歯医者さんは儲かりますけどね…
繰り返しますが、フッ化物の活用が虫歯を減らしてきた事は歴史的に見ても、様々な対照群を設定した調査、論文を見ても明らかです。それなのに未だに「歯を磨かないから虫歯になる」というウソを指導する歯科医師がいる事に激おこですよ! フッ化物の活用なしに虫歯予防は不可能です。
「歯を磨くことは無駄」と言っているのではありません。フッ化物配合歯磨剤を使って歯を磨くことは、効果的に虫歯を予防します。 また、歯を磨いてプラーク(細菌)を落とすことは、歯周病のリスクを減らすことは間違いないです。歯ブラシだけでは6割のプラークしか落とせないので、歯周病のリスクを下げるためのプラークコントロールは、フロス、歯間ブラシが必須ですが。
フッ化物配合歯磨剤は「1450ppm 高濃度フッ素」の表記のあるものを選び、2センチ使ってください。うがいは少量(10ml程度)の水あるいはフッ化物洗口液で1度のみに留めることで、効果的に虫歯を予防することが出来ます。
年齢や虫歯のリスク等により細かく変わってきますので、詳しくはお近くの歯科医院で健診を受け、指導を受ける事が望ましいです。
「フッ素は甘え」と言われたら?
そんな歯科医院には行かないほうが良いと思います…
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