セルフプラークコントロール
セルフプラークコントロール
こんにちは、衛生士の守です。
本日は、スウェーデン式プラークコントロールについてお話します。
スウェーデン式プラークコントロールは、リスクのある場所を重点的に磨くブラッシング方法です。
当医院では、汚れが残りやすい歯間部の清掃を重視して患者さん自身でプラークコントロールを行える様にする事を目標にしています。
プラークとは、歯垢のことで細菌の塊です。プラークをコントロールしないことには、お口の中の健康は保てません。
プラークは、外因的な因子なのでコントロールが可能です。
外因的な因子であるプラークと生活習慣、内因的な因子の免疫に時間が合わさった結果がお口の中のトラブルのが発生するかを決定します。
当医院では、患者さんの磨く癖を知ってもらうために赤染めを積極的に行っています。
本日、ご来院の60代女性のお口の中です。
いっけん、キレイに見えますがプラークは白いので汚れが自覚出来ません。
染めだし前後です。やはり、歯と歯の間にプラークが残っていますね。
視覚的に見えることで、自覚してもらえます。
この後は、デンタルフロスと歯間ブラシを実際にご自身で使用してもらいます。
最後に、プロフェッショナルケアで全てのプラークを隅々まで落として仕上げます。
その時の、プラークフリーなお口の中を感じてもらうことで磨けている状態を理解してもらいます。
どうしても磨き残してしまうプラークや着いてしまった歯石はプロフェッショナルケアでお掃除する必要がありますが
定期的に磨く癖が戻っていないか、生活習慣の変化によってお口の中に変化がないか等をチェックするために来院するのが本来、理想ですね。