最近読んだ本 平間 歯科 予防歯科(衛生士 土屋)

JR 南武線平間駅徒歩30秒、ワコ歯科・矯正歯科クリニック衛生士の土屋です。

『フッ化物・キシリトールクイックQ &A BOOK 』を読みました。

（   虫歯が出来るまで  )

食事をする

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歯の表面にいるミュータンス菌が砂糖を分解してネバネバした物質グルカンを作り、歯にくっつきやすくする。ミュータンス菌をはじめ多数の細菌が住みつきプラークが出来ます

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ミュータンス菌は糖を取り込み分解して酸を作ります

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酸によって歯が溶かされます( 脱灰 )

脱灰している時間が長いと虫歯になります。

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唾液の働きによって溶け出した歯を元に戻します( 再石灰化 )

※脱灰と再石灰化は食事のたびに繰り返されます

虫歯リスクを減らす為にフッ化物配合の歯磨剤や、フッ素うがいが効果的です。

( キシリトールは天然素材の甘味料 )

キシリトールはお砂糖と同じ位の甘さがあるのに虫歯の原因となる酸を作りません！！

それはミュータンス菌はキシリトールを取り込みますが自分のエネルギーとして使えません。それでもミュータンス菌はキシリトールを取り込みを繰り返し、エネルギーを消費して疲れてしまいます。

その結果ミュータンス菌の活動が弱まり数が減るそうです。

キシリトールはイチゴ、ほうれん草、レタスなどに含まれますが意識して取るのはとても大変です。

キシリトールのガムや、タブレットが比較的取り入れやすいと思います。1日3回食べたとしてプラークが減るのは、1〜2週間後、3か月程続ける事で虫歯になりにくい状態になります。

ただ知らないだけでは勿体ない！！

100%キシリトールのガムやタブレットは美味しいのに虫歯リスクも減らせるので、お子さんからお年寄りの方まで是非取り入れて貰いたいですね。