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コロナ関連。5/7まで痛みがある歯の応急処置のみ対応(院長 長崎)

JR南武線平間駅徒歩30秒、ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。

>コロナ関連。5/7まで痛みがある歯の応急処置のみ対応します。(院長 長崎)

国内外で、コロナウイルスによるパンデミックが起こっています。

5/7(木)まで、歯科衛生士2人は自宅待機。私一人で10時~21時(水日休み)の間、原則として痛みのある患者さんの応急処置のみで対応しています。今後の状況により変わるかもしれません。

診療規模縮小の理由は、以下の3つです。

1.スタッフと私自身を守るため。

2.患者さんを守るため。

3.社会全体に感染が広がる速度を下げるため。

一つづつ説明していきます。

1.スタッフと私自身を守るため。

歯科医院では、歯を削ったり、お掃除をする際に、エアロゾルと呼ばれる霧っぽいものが発生します。患者さんのお口の中でアレコレの処置をするので、対応する歯科医師、歯科衛生士は毎日患者さんから様々な病気が感染するリスクに晒されています。

患者さんも歯科医院で歯科医師、歯科衛生士の指をはじめ、様々な器具をお口の中に入れるので、感染のリスクはゼロとは言えません。しかし、大多数の歯科医師、歯科衛生士はマスク着用、グローブの患者さん毎の交換、手洗い、可能な限り使い捨ての器具を使う、使い捨てが出来ない器具は必ず使用毎に滅菌等を徹底しています。

患者さんが歯科医院において何らかの病気に感染するリスクは、極めて低いのです。普段であれば、歯科医師、歯科衛生士は自らを守る為、マスク、グローブを使用し、手洗いを行っています。肝炎の予防接種も。それでも患者さんから何らかの病気が感染するリスクはゼロではありません。その覚悟を持って、歯科医師、歯科衛生士は日々の診療を行っています。

今回世界中でパンデミックを起こし、日本でも極めてそれに近い状況になっています。コロナの感染自体や、急を要する病気や怪我等の処置であれば、対応するのが医療人としての責任でしょう。しかし、すぐに治療する必要性の低い、痛みのない歯や口腔内の処置、そして定期健診や歯のお掃除は、患者さんのQOL(生活の質)向上という歯科医療を受けるメリットに比べて、歯科医師、歯科衛生士側のリスクが大きすぎます。

許容できるリスクを超えている、ということです。

受付において体温をチェックして、コロナウイルスに感染している患者さんをふるい分けする。もしくはコロナ対応の最前線で医師、看護婦が使っているようなPPE(感染防止の個人用防護具)を使うなどして診療を続けることも考えました。

コロナウイルスは、感染してから症状(熱、せき等)が出るまで時間差があり、本人も自覚しないまま歯科医院に来院される患者さんをふるい分けすることが極めて困難です。つまり、全ての患者さんを「もしかしたらコロナ感染者かも」と疑わなければならないのです。そうなると、歯科医師、歯科衛生士の感染リスクを下げる為、全ての患者さんでPPEを装備しての対応を迫られます。

PPE等を使用することはあまりにも費用、手間、時間的なロスが大きく、コロナ対策の現場でも医師、看護婦の感染が後を絶ちません。まして、PPEを使用して診療することに不慣れな歯科医師、歯科衛生が何日も、何週間も続けられるとは思えません。どこかでミスが起き、患者さんからコロナに感染する事が避けられないのです。

日本国内では、コロナ感染者の数は地域によって大きく差があります。地域によっては、通常通り、あるいはPPEを装備した上で診療を続ける選択も間違いではありません。

しかし、ワコ歯科・矯正歯科クリニックは2020年4月13日現在、500人超のコロナ感染者を出している神奈川県に位置します。。また、2000人を超える感染者を出している東京都との県境である多摩川は歩いて800m程です。そういった諸々の積み重ねにより、診療規模の大幅縮小を決断しました。

私一人で、痛みがある患者さんの応急処置のみであれば、リスクは(私にとって)許容範囲に抑えられます。それでも私、あるいは来院した患者さんが感染したら…あまり考えたくはないですが、まずは保健所に連絡して指示を仰ぎます。

 

2.患者さんを守るため。

前述の通り、患者さんが歯科医院においてコロナに感染するリスクは極めて低いです。(他の病気もですが)しかし、受診の為に外出する事が、患者さん自身が他人からコロナに感染するリスクを高めます。

また、私自身がコロナウイルスに感染している可能性がゼロとは言えません。マスクとグローブは着用しますが、コロナウイルスの感染する強さがどの程度なのかはっきりしていないが、少なくとも弱いはずはありません。私が患者さんにコロナを感染させない為にも、痛みがある場合の応急処置のみに留めれば、私と患者さんの接触する時間を短くして、感染のリスクを低くできます。

 

3.社会全体に感染が広がる速度を下げるため。

コロナウイルスは、所謂三密による濃厚接触が感染の確率を上げると言われています。しかし、状況によっては完璧にできないこともあります。電車等の移動時に感染する確率は、はっきりとはしませんが、ゼロではないでしょう。

感染しない、感染させない為には、家にいるのが最も確実なのです。

以上が、ワコ歯科が現在歯科衛生士2人を自宅待機にして、痛みがある歯の応急処置のみ私が対応している理由です。

他の歯科医院がどのように対応するのか。それは、地域の状況や院長の価値観で判断すれば良いと思います。正解のない問題です。

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