正直に

「歯のお掃除を受けに来る事で、患者さんがコロナ感染するリスクは極めて低い」

「しかし、マスクをしていない患者さんの処置をする歯科医師、歯科衛生士がどの程度リスクが有るかがわからない」

と、まずお話します。

グローブ、マスク、ゴーグル、スプラッシュガード※、口腔外バキューム。それら全てを使えば、飛沫やコロナ感染リスクがある？と言われているエアロゾルは概ねブロックできる…と思うのですが、未だに感染様式や感染力がはっきりしない状況です。

※歯科塾YOBOU小島理史先生考案。下からの飛沫を防ぐ為に、首から下げたプラ板です。

なので、唾液や血が飛ぶような処置は、痛みのある場合の応急処置を除いては全て時期をズラしてもらっています。

定期健診で来て頂いても、目で見て、フロスを通して、フッ素を塗るくらいしかできません。

また、無症状の感染者がいることがわかっています。

つまり、私と患者さんのどちらかが、あるいは両方がコロナかもしれません。

ワコ歯科に来る、というよりは「他人と会うこと自体」がある程度コロナ感染のリスクがあります。

その上でお考えください、と説明しています。

実質「来るな」と言ってるようなもんですね…

ワコ歯科を信頼して定期健診に着てくれている患者さんにこ－ゆうことを言うのは、心苦しい限りです…

殆どの方は「じゃあ、延期で」とご理解頂けます。

コロナに感染しても8割は軽症で済むと言われています。

なので、病院の受け入れ体制が整っているなら「もしコロナっても、病院行けばいいや」と開き直る方法もありですが、現状医療崩壊が秒読み状態と報道されているので…

痛みがあったり、どうしても気になる等の困った状況であれば（お互いのコロナ感染リスクを説明した上で）受け入れています。

そこは、歯科医師としての義務だと思っています。

ただ、こーゆう状況が続くと、メンタルの面でも、経済的な面でも厳しいです。

セルフケアグッズのネット販売でも始めるかな