子どもの口腔機能を育てる本を読みました(衛生士 岩渕)平間 予防歯科
子どもの口腔機能を育てる本を読みました(衛生士 岩渕)平間 予防歯科
JR 南武線平間駅徒歩30秒、ワコ歯科・矯正歯科クリニック衛生士の岩渕です。
『子どもの口腔機能を育てる本』を読みました。
何気ないお子様の仕草や行動も、見方を変えると口腔機能の発達不全ゆえの症状であることがわかります。
例えば
口がポカーンとしている
待合室で待っているときに指しゃぶりをしている
発音がおかしい
食べるのが遅い
これらは口の周りの筋力や運動訓練で改善が可能です。
お口ポカーンは口唇閉鎖不全といい、次のような特徴があります。
お子様に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
ちなみに正常な状態は、下の写真のように唇が一直線になっているのが望ましいです。
この記事では口唇閉鎖不全にのみ触れましたが、ご要望があればほかの特徴についても来院の際にお話しさせていただきますね。
具体的な対応は生活や食べ方を一緒に見直して、問題となっている形態や機能にアプローチをしていきます。
小児への訓練は保護者の方の協力が不可欠なので、よくお子様の様子を観察するようになると思います。
驚くべきは子どもの変化の早さです。
問題を抱えた状態から、数ヶ月という短い期間であっという間に噛み合わせが改善しています。
良くも悪くも影響を受けやすいのが子どもなので、姿勢やお口周りのよくない癖には早期の介入を図りたいところです。
当院でも定期的に写真を撮って記録させていただいているので、以前と比べて何か違いが出てないか確認をしています。
気になる事があればお気軽にお申し付けくださいね。